「とめはねっ!」のモデルになった高校書道部が不正出品で失格に

「とめはねっ!」のモデルになった高校書道部が不正出品で失格にskeeem

全日本高校・大学生書道展:不正で失格の大分高、泣き崩れる生徒も /大分 – 毎日jp(毎日新聞).

公益社団法人日本書芸院(大阪市)は9日、「第15回全日本高校・大学生書道展」(日本書芸院、読売新聞社主催)の審査の結果、私立大分高校(大分市)の全応募作を失格とすることを決めた。

書道部という文系マイナー部活を取り上げて人気を博した「とめはねっ!」の中で、主人公たちのライバル校としてモデルにまでなった名門の高校書道部が不正出品で失格になったという事件が話題になっています。

「篆刻の部で同じ印章が複数の作品に使われていた」ということ。篆刻の部では提出した作品の篆刻の数の合計がポイントとして単純に加算される、というルールで、この篆刻を本来すべて違うものを提出するところ、大量に提出したものの中に同じ篆刻が重なっており、それが不正なポイント稼ぎに当たる、ということのようです。(要するにチート)

確かに不正ですが、単純に数を集めた分だけ有利、というルール自体の問題点もありそうです。

ちなみに作中で主人公たちの通う鈴里高校書道部は、松山女子高校書道部がモデルだそう。今回問題になった大分高校書道部は、作中主人公たちの「書の甲子園」でライバルにあたる豊後高校(一条くんのいる高校)のモデルになっていたそうです。野球の甲子園もそうですが、こういう「勝利至上主義」の方針はおそらく顧問の教師がすべて指示していると思われるので、頑張っていた生徒たちは気の毒ですね。

とめはねっ! 6 (ヤングサンデーコミックス)
河合 克敏
小学館 (2010-01-07)

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