「ネット党首討論会」に人いっぱい来てネットバンザイみたいな風潮はどうでもいいskeeem

ニコ生「ネット党首討論会」140万人が視聴　コメント50万超 – ITmedia ニュース.

このニュースを見て、「ネットすごい！」「流石！ニコニコ」みたいな風潮にはなんだかチョー違和感みたいな～。

これ、昔からテレビでやってる内容と全く同じでしょう。テレビと全く同じ内容、同じメンツが出てたらそりゃ人呼べるでしょうが、テレビと同じ物をネットで流して、テレビに負けないくらい人が来たら「ネットすごい」ってそりゃおかしいでしょう。それはネットの手柄ではないんでは？

時代の進歩って、昔の普通の人ができなかったことが簡単にできるようになる、ってところでしょう。30年前はスマホどころかPCBなんてなかったから、ネット通販もできないし旅行の際は地図は持ち歩かないといけないし、音楽も聞けないし、人と話すには公衆電話を探さないといけない。それが全部手のひらの端末で今はできる。これはすごいことです。これこそが進歩。

でも、選挙の討論番組なんて50年前からテレビでやってたでしょう。今回鈴木宗男が声張り上げてたみたいで見た人は面白がってたみたいですが、僕は20年前もテレビで同じような風景を見ましたよ。当時から流してたのと同じ事を相変わらず繰り返してる。そんなの進歩でもないでもない。そりゃテレビと同じ有名人がいっぱい来てりゃテレビと同じくらいの人は見るでしょう。で、だからなんなの？それってネットの勝利なの？進歩なの？

単純にドワンゴが人が来て株価が上がってバンザイってだけでしょう。ドワンゴの社長・会長は喜んでいいよ。でもそれは単なる私企業の利益。進歩でもネットの勝利でもうちらのメリットでも何もない。だってテレビで昔から同じもの見てたんだから。あの個人的に顔が生理的にうけつけないドワンゴ会長がいっくら得したからって僕らはなーーんにもおなかいっぱいにはなりませんよ。

テレビ番組だったらあんな小さい画面で子汚い画質で見なくても大きなテレビで見りゃいいじゃないですか。個人的にははしゃいでる連中バカじゃなかろうかと思います。以上。